たくさんの種類がある低用量ピルから自分にあったものを選ぼう

知っておきたい!低用量ピルの種類

低用量ピルは数多くの種類がありますが、ホルモンの配合量、使用されているホルモンの種類、服用方法等によって分類することができます。

基本的には、どの低用量ピルも避妊効果や生理トラブル解消などの効果が得られますが、種類によって体への働きかけも変わってきます。

相性(そうせい)ってなに?

低用量ピルは相性という方法で分類することができます。
相性というのは、ピルに配合されている黄体ホルモンと卵胞ホルモンの比率の違いを表しています。
相性には3つの種類があり、一相性ピル、二相性ピル、三相性ピルに分けられます。

一相性ピル

1シート21錠全て一定のホルモン配合量となっています。よって、1シート上にあるどの錠剤を服用しても問題ありません。
一相性ピルにはマーベロンやオーソMなどが挙げられます。

二相性ピル

1シートの前半と後半で配合されているホルモン量が違います。後半の錠剤は、前半の2倍ほど強いホルモン量が配合されています。自然なホルモン変化に近いので、副作用が起こりにくい特徴があります。前半と後半でホルモンの配合量が変わってきますので、飲み間違いは厳禁です。

二相性ピルにはエリオット(現在発売中止)やオイレズなどが挙げられます。

三相性ピル

1シート上の錠剤ホルモン含有量が3段階に変化しています。製薬会社によってホルモンの含有量や変化のさせかたが異なりますので、医師に処方してもらうことをおすすめします。

1段階ずつホルモン量が増加しているタイプは漸増型、2段階まではホルモン量を増加して3段階目に減少させているのは中間増量型といいます。こちらも二相性ピルと同じように、各錠剤のホルモン配合量が違うので、順番を守って服用する必要があります。
三相性ピルにはトリキュラー、リビアンなどが挙げられます。

この中でも現在よく出回っているのは一相性ピルと三相性ピルです。

それぞれのピルで特徴は違いますので、一概にどの相性のピルがいい!とは言えません。
ただ、飲み忘れが心配という方は一相性、女性ホルモンが乱れて体調を崩している場合には三相性というように使い分けましょう。

人それぞれぴったりなピルは違いますので、しっかりと確認してから服用するようにしましょう。

世代ってなに?

低用量ピルは世代という方法で分類することができます。
世代というのは、ピルに配合されている黄体ホルモンの違いを表しています。
相性には4つの種類があり、第1世代、第2世代、第3世代、第4世代に分けられます。

第1世代ピル

1960年代に作られた古いタイプのピルになります。使用されている黄体ホルモンは「ノルエチステロン」で、オーソが第1世代ピルにあたります。
低用量ピルの中でも比較的黄体ホルモンが豊富に含まれていて、副作用のアンドロゲン作用(男性化症状)が少ない特徴があります。

第2世代ピル

使用されている黄体ホルモンがレボノルゲストレルで、国内で処方されているトリキュラーやアンジュが含まれます。第2世代ピルは、高い効果を得られますが、アンドロゲン作用が起こりやすい傾向があります。ただ、少しでもアンドロゲン作用の副作用を抑えるため、ホルモンの投与量を変える二相性ピルや三相性ピルになっています。

第3世代ピル

使用されている黄体ホルモンがデソゲストレルやゲストデンという種類で、これらのホルモンはアンドロゲン作用が起こることはほとんどありません。国内で処方されているピルでは、マーベロンやジネラが含まれます。今までの欠点を克服して作られたピルになりますので、非常に試しやすくて人気があります。

第4世代ピル

最も新しく開発されたピルで、ドロスピレノンという黄体ホルモンが使用されています。超低用量ピルのヤーズが第4世代ピルにあたります。第3世代ピルに比べると、ホルモンバランスの変化による副作用が少なく、今まで低用量ピルで副作用を感じていた方でも安心してご使用しただけます。

世代別によって副作用が起こりやすいものと起こりにくいものがありますが、副作用が起こるかどうかは体質や体調が大きく関係しています。そのため、どれが合っているかは試さなければ判断できません。

新しく発売されている種類の方がいいという意見もありますが、一概にそうとはいえません。

服用する前にどのようなピルなのか知りたい!という場合には、口コミサイトやピルのランキングサイトなどを活用してみんなの意見をチェックしてみると良いでしょう。
また、向き不向きがよくわからないという場合には、病院へ行ってどんなピルが合っているのかお医者さんへ確認するのも一つの方法です。